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見せ方・限定共有

この章でわかること: 作ったプロトタイプを商談で見せるときの作法。動くものは 強力なぶん、見せ方を誤ると逆効果になります。

スクショや画面共有より、顧客自身の手で触ってもらうのが最強です。公開URLを 渡し、その場でスマホから操作してもらいましょう(作って公開するまでの具体的な 手順はハンズオンで通しで扱います)。

期待値マネジメント:これは「たたき台」

Section titled “期待値マネジメント:これは「たたき台」”

動くものは本物っぽく見えるため、実際以上に完成していると誤解されがちです。 見せる前に、ひとことで線を引きます。

  • できていない部分は正直に伝える(隠すと後で信頼を失う)
  • 仮データには「※サンプルです」と分かる印を
  • 「ここはまだ動きません」を恐れない——会話のフックになる

提案中のものを、検索で誰でも見られる状態にするのは避けたいもの。 Basic認証(簡単な合言葉)をかければ、URLを知っていてパスワードを渡した 相手だけが見られます。

フィードバックを拾って次につなげる

Section titled “フィードバックを拾って次につなげる”

触ってもらったら「どこが分かりにくかった?」「ここは想像通り?」と聞き、 その場でAIに直させてもう一度見せる。この往復が、提案を仕様の合意へ運びます。

デモ本番の備え(回線・キャッシュ・端末差)

Section titled “デモ本番の備え(回線・キャッシュ・端末差)”

「自分のPCでは完璧だったのに、当日うまく出ない」——多くは回線・キャッシュ・端末差が 原因です。エンジニアが反射的に備える点を、先回りで潰しておきましょう。

  • 事前に本番URLを、別の端末・別の回線で開く(当日と同じ条件で一度確認)
  • 「更新したのに古い画面が出る」ときはスーパーリロード(キャッシュを無視した再読み込み)
  • 会場のWi-Fiが不安なら、事前にページを開いておく/テザリングを準備
  • 最後の保険として、操作を録画したスクショ動画を1本持っておくと、最悪でも見せられる

見せ方ひとつで、同じ成果物が「頼れるパートナー」にも「できると言ったのに」にも 変わります。正直さ+触ってもらう+期待値の整えが、信頼を守りながら商談を 進める鍵です。